今日この日を俺は待っていた!
壁の時計は午後1時10分前。掃除も完璧、ファブリーズも完璧!あとは姫が来るのを・・・
「ピンポーン」
キター!!!!!!!!!!俺は勝手にニヤつく顔を叩きながら玄関までダッシュ、そして勢い良く戸を開ける!
「ちゃ、ちゃんと着てきたよ・・・」
ブッハー!!
そこにいたのは顔を赤らめまばゆい白ワンピに身を包んだ姫(黎ちゃん)の姿が!俺はあまりの可愛さにその場で身もだえしそうになったが何とか堪えた。
「やばい、似合いすぎて鼻血でそう」「もう、ひどいよ!誰にも見られないでここまで来るの大変だったんだから!」「大丈夫っしょ、それ着てたら誰も男だって思わないよ」「そんな訳あるかー!ご近所だし顔ばれてるし!こんなちっさい村で有名になっちゃったら生きていけないよ!!」
半ベソで興奮する姫も可愛かったけどとりあえず暑いし、黎ちゃんの手を取って「先部屋行ってて!」と促した。
でも黎ちゃんはこそ泥みたいな足取りで廊下を進みながら、「ほ、ほんとに誰もいないの?」と不安そうな顔で俺に聞いてくる。
「いないよ!おかんはパートだし美紗(妹)は部活だし!夜まで二人っきり」冷蔵庫を物色しながらウインクしてやると、(*゚ω゚*)←こんな顔になって階段を駆け上がっていった。
部屋に入ると黎ちゃんはベッドにちょこんと座ってテレビを見ていた。俺は持っていた飲み物やらお菓子を適当に置いて黎ちゃんにアイスを手渡し、隣に座る。
するとすかさずぴっとりとくっついて凭れかかって来た。人目がないと超デレデレなんだよなぁこの子は。可愛いから良いけど。
俺の肩に頭を乗っけてアイスをしばらく舐めていると、姫は上目遣いで俺を見上げてきた。
「ねぇ。ちゃんと言う事聞いたんだからご褒美ちょうだい?」「ん?あぁ。いい子いい子」俺が頭を撫でてやると「ちがーーーう!!!」すごい勢いで飛び起きた。「そうじゃなくて・・・ね?」「何?どうして欲しいの?」物欲しそうに潤むどんぐり目をばっちり見返しながら敢えて俺はそう尋ねてやった。・・・俺こんな奴だったっけ?
「ちゅー・・・、してよ」
また猫みたいに体を摺り寄せてきて俺はすぐにでもその唇に吸い付きたくなったけどまた堪えてとぼけてみせる。
「どこに??」「もうっ!なんかこの頃流紗くん意地悪だぁ!」「え?だってちゃんと言わないとわかんないよ」
うん、確かに俺変態くさいよなぁ。でもなんか黎ちゃんって嗜虐心をそそるっていうか・・・。最近俺の知らない俺がひょいひょい顔を出してきてて自分でも怖い。
黎ちゃんはアイスを一口齧ると顎をくんと上げた。
「・・・ここに。」俺は今度こそ姫の願望を叶えるべく唇を重ねた。
「ん・・・っは、ふ・・・」
アイスごと黎ちゃんの舌にむしゃぶりつき、そのまま強く吸い上げる。冷たくてぬるぬるした粘膜と甘いバニラの風味が相まって、いつもと違う感触が新鮮だ。
黎ちゃんは目を閉じうっとりした表情でされるがままになっていたが、次第に自分からも求めるように舌を絡めて来だす。俺はそれに答えるようにアイスを齧り、黎ちゃんに与えてやる。
アイスを2本とも食べつくしたところで、俺は当たり前のようにワンピのすそに手を入れた。
俺の指が肌に触れた瞬間びくっと身を捩じらせ、姫はささやかな恥じらいを見せる。
「んっ・・・、もう、するの?」
「ご褒美欲しくないの?」「・・・欲しい」
形だけの姫の抵抗をあっさり破った俺は、キスを続けながらすべすべの太ももをどんどん上に辿っていく。あれ?なんかワンピに変な盛り上がりが?
俺の視線に気づいた姫は恥ずかしいのか前屈みになって隠そうとしているが、無駄無駄!俺はすかさず姫の肩を押しベッドに横たえた。うーん、清楚なワンピと滾る男の証のコラボレーション!そして何だかんだで無抵抗な姫!
しばらく眺めていたいけど次のステップに行くか。俺は再びワンピへの進入を始める。
さっきたどり着いたところよりさらに上へ。柔らかい内腿の感触と姫の反応を楽しみながら進んでいくと、大判な布の感触に触れた。むむ、これは・・・。
まさかと思ってバッとワンピをめくると、やっぱりパンツはしっかり男物だった。
「あぁ・・・残念だなぁ黎ちゃん」「?」「せっかく女の子の格好してるんだからさ・・・ここも手抜いてなかったらばっちり合格だったのになー」「えぇええ!聞いてないよそんなの!」「はぁ・・・」
俺はため息をつくとそっとめくれたワンピを戻した。
「え!?終わり!?」黎ちゃんは飛び起きて不満そうな声を上げる。
もちろん俺は女物のぱんつを履いてくることなんて期待してなかった。だけどこのまま簡単に事を進めるんじゃ面白くないとふと思ったんだ。これも俺の知らないもう一人の俺の仕業らしい。
「えぇえー!何!パンツくらい何でもいいじゃん!この服だけでも相当きついんだから!」「駄目駄目ー。女物までいかなくてもせめてもうちょっとそそるのにするとかさぁ。漢パンマン柄とか適当すぎっしょ!」「うええ!?これ叔父さんがくれたやつなのに!!」
叔父さん・・・、俺の尊敬する洸司さん。そのフレーズにちょっと心が動きかけたけどこう持ってきた以上は貫かないと!
強気だった姫も俺が動かない事を悟ってか段々低姿勢になってきた。
「じゃ、じゃぁどうすればしてくれるの?」
来た!俺は心の中でガッツポーズをした!!この台詞を待ってたんだーー!!
「んー・・・、俺がその気になるような事してくれたら、かな」「えっ、わ、わかんないよそんなの。もー、何でもするからどうしたらいいか教えてよ」
姫は頭良いくせに切羽詰るとすぐ墓穴を掘るから、面白いくらい俺の思惑にはまってくれる。
何でもするなんて軽々しく口にするもんじゃないぞ姫。
俺はおもむろに立ち上がり、机の一番下の引き出しからある物を取ってくると姫に渡した。
「じゃー、これで一人でしてみて」トドメのスマイル!
「わ、わ!る、流紗くん何でこんなの持ってるの!?」手のひらのピンク色の機械を見るなり、黎ちゃんの顔はみるみる真っ赤に染まっていく。
さすがの俺でもこんなの買っちゃう度胸はまだない。これは間垣の野郎が押し付けてきたんだ。・・・あいつただのアホに見えて結構こういう物持ってるんだよな。まぁそれで少し助かってる訳なんだけど。
俺はスマイルのまま黎ちゃんにローションも渡した。もちろんこれも間垣の。
「はい、これもあげるから。やって」
黎ちゃんは困惑気味にじっと機械を見つめていたが、やがて俺をちらっと見て言った。
「る・・・流紗くん・・・、前と全然違うよ・・・」
実は黎ちゃんと初めてエッチしたのは、つい3日前。それまで俺にとって男同士の性行為は、正直ちょっとした恐怖だった。そもそも女の子とだってした事ないし、全くもって未知の世界でしかなかった。けれどただ純粋に黎ちゃんが好きだって気持ちだけでがむしゃらにやり遂げて・・・、そしてその向こうで見た物は、信じられないくらいの快楽。
悟りを開いた人間は、3日でこうも変わるものらしい。
「うん、なんか黎ちゃんのお陰で色々吹っ切れたみたいでさ。これがほんとの俺なのかも。・・・こういうの嫌?」俺が囁くと黎ちゃんはまんざらでもなさそうに「ううん・・・」と目を伏せた。
そして観念したように機械のスイッチを入れた。ブブブブと激しく振動するローターを前にしてまたも姫の表情はこわばるが、恐る恐るそれを股間に持っていく。
「スカートめくって、足も広げて。ちゃんと見えるように」「うっ・・・」
俺が指示すると姫は素直にM字開脚になった。少し放置しちゃったし萎えてるかもと思ったが、ずっとギンギンだったらしくぱんつには少しシミができていた。・・・これは姫、真性ドMだな。
「んっ・・・!」
振動する先端が当たった瞬間姫のぱんつの中身がびくんと跳ねたのがわかった。恐々刺激を与えていたのも最初だけで、姫の表情はすぐに戸惑いから恍惚のそれに変わっていく。
「はぁっ・・・はぁっ・・・、やだぁ、コレ、すごいよぅ」「気持ちいい?」「うんっ・・・、っあぅう、も、もう・・・っ、出ちゃうかも・・・!」
ちょっと待てwいくらなんでも早すぎるぞ姫!もっとえっちぃ姿堪能してたいのに!
俺はすぐさまローターに手を伸ばしスイッチを切ってやった。
「あっ!?なっ、何でぇ??」姫が泣きそうな声を上げるが俺は心を鬼にして言い放つ。「そこはもういいから、後ろ使って。」「へっ・・・??」「俺としたいんでしょ?じゃー慣らしとかなきゃ」「えぇええ待ってよぉ!せめてコレ出してからに・・・」「駄ー目。後ろでイッたらいいじゃん?」「うぐっ・・・、ひどい!鬼ー!」
ここで寸止めされるのがどれだけ辛いか俺にだってわかるけど、もう少し楽しませてもらわないとな・・・。っとこんな考えが自然に浮かんでしまったことに軽く戦慄するが、俺は敢えて本能に身を任せてみることにした。「黎ちゃん、立場忘れてない?俺をその気にさせなきゃ駄目なのに自分が満足しようとしてどうすんの?」
口では自分で言っているのが信じられないような黒い台詞を吐いているのに、両手は優しく姫の頬を撫でる。すると今にも泣き出しそうだった表情がまた従順に赤らんだ。
「わかったなら、ぱんつ脱いで」「ん・・・」
糸を引きながらぱんつが取り除かれると、隠されていた姫の秘部が露になった。
うっすらピンクで、小ぶりだけど綺麗な形。いかにも黎ちゃんのモノって感じの可愛いちんこだ。
「そっ・・・、そんな近くで見ないでよぅ・・・」限界間際で止められているせいか、それとも俺がまじまじと見つめているせいか?姫の先っぽからは止め処なく透明な液が溢れている。ローションいらないかな?と思ったけど少し垂らして、ちんこの下の窄まりに塗りこめてやった。
「ひゃ!・・・っん、ぅ・・・・・・」3日前にも同じことしたけど、あの時は自分のことで精一杯で愛しの姫のこんなえっちぃ所を堪能する余裕なんかなかったなぁ・・・。
俺は少しだけ指を入れてしみじみと中の感触を楽しむと、ローターにもローションを塗り姫のひくつく部分に押し込んだ。そしてスイッチオン。
「ひ・・・・・・!っや、やだぁ・・・っ」「痛い?痛くはないっしょ?」「ん・・・、け、ど・・・、気持ちわるいよ・・・」
まぁ当たり前か、ここはそう簡単に慣れないらしいからな・・・とこれはゲイサイトの入れ知恵だ。
「大丈夫、その内良くなってくるから。見ててあげるからあとは頑張って」
俺はスマイルとともに姫に軽くキスすると、縋るような目を振りきりローターを放した。再びほっぽり出されて諦めたのか、しばらくすると姫は自分に埋まったローターを弄り始めた。
こうしてかれこれ2時間くらい経過?BGM代わりにかけたLOCK-AXのライブDVDもそろそろ終わりそうだ。黎ちゃんは結構感じるようになってきたみたいだが、未だ射精には至っていなかった。
「ね・・・流紗くん・・・っ、も・・・助けて・・・」姫が熱い息を吐きながら切なげな声を上げる。「うーん、あとちょっとじゃん?無理?」「無理ぃ・・・!これ以上してたら・・・、僕変になっちゃうよぅ」
イクにもイケない中途半端な刺激で散々焦らされ続けた姫は、もう限界らしかった。・・・よし。そろそろ可愛がってやるか。
俺はローターを軽く引っ張ると、腹側の壁を擦るように思い切り突き入れてやった。「ふァあぁあッッ!?」その瞬間姫の体が大きく仰け反る。
「どう?自分じゃここまで入れられなかったんでしょ?」がくがくと膝を震わせる姫に、俺はスイッチ強で追い討ちをかける。
「ぃひャあぁあああ!!!ぁ、あ――――、出る、出ちゃうゥぅう」
よし!姫、いただきますっ!俺は姫にすばやく覆いかぶさり、ローターの代わりに滾るブツをぶち込んだ!
「―――~~~!!!」
挿れた瞬間、姫は俺の下で全身をびくびくと痙攣させる、が。「ひッ!?やぁああん!!?取ってぇええ」
俺は姫の根元をきつく握り射精を阻止した。クククッ、まだイカせなーい!!
「はい、お待ちかねのご褒美。けどせっかくだから一緒にイこうね?」俺もそろそろ我慢し切れない。
その時ちょうど良すぎるタイミングでアンコールの「天国への階段」が始まる。俺はそのビートに合わせて姫のいい所を突き上げ、タイトル通り天国への階段を2段飛ばしで駆け上がっていく。
(洸司さん、あなたの可愛い甥っ子にこんなことしちゃってごめんなさい!)
そんな思いで画面に映る人を凝視しながらも、俺の腰は姫を犯すことを止めない。
「あっァ、そこばっか、やらぁあぁ」姫は泣きながら狂ったように頭を激しく振り、手の中のモノが狂おしい程に解放を訴えてくる。あぁ、たまんないその表情・・・。来た来た、この感じ、俺もそろそろやばいかも・・・!
「、もっ、ひ、ひんじゃう、ひんじゃぅよぅ」「んっ、じゃ、イクよ」
俺は姫の脚を掴むと、最奥に深く腰を打ちつけた。姫は声にならない声を上げ、熱い粘膜の締め付けに導かれるまま俺も精を解き放った。
「えっ!わ!何これどういう事!」姫は目を覚ますなり、一糸纏わぬ姿の自分を見て叫んだ。
「どういう事って・・・、ワンピべっちょべちょになっちゃったから洗ったんだよ。・・・それより、もうおかんたち帰ってきてるから静かにね。」「じゃぁ何か着せてよ!」「えー、いいんじゃん?もう少しそのままで。今更恥ずかしがる事もないっしょ」「ぶぅ・・・」
姫は憮然とした顔でシーツに包まったまま時計と干された服を見上げ、すぐ不安げな表情になる。俺はその姫の不安を読み取り声をかけた。
「泊まってけば?」「え・・・、いいの?」「うん。てか最初から帰すつもりなかったよ?黎ちゃん泊まりに来るって言ってあるし」そう言ってスマイルしながら頭を撫でると姫の表情はほっと緩んだ。調子に乗った俺はキスしつつさりげなくシーツの中に手を入れてみるが・・・何かを察知したのかやんわり掴み返される。
「ね、ねぇ。その。・・・まだ・・・するの?」「んんー?黎ちゃんがしたいならするけど?」「んもぅ!またそういう事いう!・・・・・・、し、したいけど、さ・・・、次はもうちょっと普通に・・・」「え、さっきのダメ?失神しちゃうくらい良かったんj」「わぁああ言わないでよ!!それが普通じゃないんだってば~~!!」姫は俺の言葉を遮り真っ赤になってシーツを被る。俺はその茹で上がりそうな様子に思わず噴出した。
「わかったわかった、普通にするから」半笑いでシーツをぽんぽん叩くと、シーツの隙間からきょろっと物欲しそうな目を覗かせる。・・・この淫乱子羊め。
さーて、次はどう料理してやろうか?俺は子羊を宥めながら黒い微笑を浮かべるのだった。
あとがき→
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